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2007年11月 アーカイブ


11月1日

医療紛争処理のあり方検討会が開催され、医療側代表者から意見聴取が行われました。昨年、福島県の大野病院において産婦人科医師が逮捕されるという事件が発生しましたが、このような医師に対する重い刑事制裁が、勤務医の過重労働の原因の一つになり、地域医療が危機に瀕したことから、国会内でも、にわかに議論が高まりました。ただ、医療の現場では、既に8年前から、何度も何度も繰り返し指摘されてきた問題です。私は、医療と法の両面いおいて、当初よりこの問題に専門的に関わってきましたので、ようやく最初の法制度化に至るところまで来た現状を嬉しくは思っています。とりあえず診療行為によって偶発的な患者死亡が発生したような事案については、中立的第三者機関に届出が行われ、そこで透明性のある解剖と検証が行われることになりそうです。ただ、刑事被疑との関係や、届出の範囲の解釈など残る問題点も少なくあり、制度がどの程度に実効的な運用が可能かも未知です。国民から信頼される医療のために、この制度をより良いものとするため、一生頑張っていきたいと思います。

11月2日

民主党が参議院先議ということで提出していた年金流用禁止法案が、参議院で強行採決されました。与党としては、初めての経験ということでしたが、快くないことは事実です。この法案は、衆議院で審議されれば、与党の反対で否決されることになるでしょう。その他にも民主党が参議院に提出している法案は幾つかありますが、与野党が協調の契機を見出さない限り、同様な経過をたどる可能性があります。一方、政府が提出している法案も、参議院では審議に入れないでいるものが数多くあります。その多くは急を要する課題を解決するための法律であり、国民生活を守るために、本国会で成立させる必要があります。国民不在の政争は許されません。早急に与野党が真摯な話し合いを行い、競うべき課題は競い、協力すべき課題は協力していく態勢をとる必要があります


夜は川口リリアホールにて開催された、ピアニストの倉田真里さんとウィーン・フィルの首席チェロ奏者であるロバート・ナジさんによるデュオ・リサイタルを聴きに行きました。倉田さんは、京都生まれですが、音大時代は川口のご親戚に下宿していて、毎日リリアホールの前を通って通学されたそうです。素晴らしい演奏で、2曲のアンコールが終了するまで満喫させていただきました。もともと、ジャズやクラッシックの演奏会に出掛けるのは大好きですが、本年は選挙のこともあり足が遠のいていましたが、久々の感激でした!


11月3日

三郷の鈴木義弘県議会議員の後援会が主催した早稲田地区の会合にお招きいただきました。鈴木県議は同い年ですが、すでに3期目の政治キャリアを持ち、現在までの数々の実績が支援者の方から大きく評価されています。同席していた八潮の大山忍県議、岩槻の小島信昭県議とともに、鈴木県議には、自民党埼玉県連青年部の活動を通じて、多大なご支援とご指導をいただいてきました。今後も、密に連携して、頑張っていきたいと思います。

11月4日

秋晴れの爽やかな一日になりました。数多くの行事が開催されており、岩槻を中心に、ご挨拶をしながら廻りました。

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民主党の小沢代表の辞任会見がありました。真偽は分かりませんが、自民党との大連立構想に前向きな考え方を持っていたことは事実のようです。民主党執行部では批判されたようですが、衆参の捩れによって、国会が国民のための機能を果たせなくなっている現状を考えると、大連立構想はもっともな考え方のはずです。マスコミの論調も様々ですが、党略に溺れて喫緊の政策課題への対応を遅らせることは、民主党議員の誰も望むところではないでしょう。今こそ、両党が国民から付託された責任の大きさの認識を共有し、協調すべきところは協調し、競うべきところは競っていく体制の構築が必要なのです。それを「大連立」体制として行っていくか否かは、一つの手段選択の問題であり、十分検討に価すると思います。

11月5日

片山さつき衆議院議員のパーティーに出席しました。片山議員は浦和出身で、7月にも埼玉に応援に来てくれました。田原総一郎氏、テリー伊藤氏とのトークで、丸川珠代参議院議員が司会をやり、テレビ局が入るという豪華さでしたが、片山議員の持ち前の論理的でポイントを突いたコメントが光っていました。
各種の報道によれば、小沢民主党代表は前日の辞任発言を撤回し、慰留に応じることとなるようです。政権獲得を公言する政党の代表が、一日で辞任の意向を翻したことに対しては、「国民不在の茶番」との批判は当然でしょう。ただ、与党内でもこの問題をとやかく言う人は意外に少数です。自民党自体、参議院選挙大敗のショックから立ち直っていませんし、次回の衆議院選挙へ向けて強い危機感が溢れています。また、それ以上に、衆参逆転で国政が滞る中、政界再編成によって難局を乗り超えようとする動きが起こるのは自然な経過であり、この問題は、動き出した政局の端緒に過ぎないと多くの議員が感じているからです。政治家としては政治の大波を巧みに乗り切る処世術は重要でしょう。片山議員も、「政治家なら、政策だけでなく、政局も出来なければならない」と言っていました。「政治家にはバランス感覚が必要だよ」と諭してくれた先輩議員もいます。ただ、1993年の連立政権成立以来、政治は常態として右往左往を続けており、結果としては、政治不信が増し、マスコミの論調に左右され易い脆弱な体質になってしまった気がします。国益のために筋を通す――たとえ波乗りに失敗しても、初志を失わずに頑張りたいと思います。

11月6日

社団法人埼玉県介護老人保健施設協会の設立祝賀会に出席しました。協会の皆様は、既に長い活動の歴史の中で、地域福祉に対し多大な貢献をされてきましたが、本年、社団法人化されたとのことでした。医療費抑制政策の下、医療・介護従事者の現場を取り巻く環境は、厳しくなる一途です。若手の介護士の皆様からは、「とても辛い介護業務に真面目に取り組んでいるのだから、まともに結婚できる給与がもらえる制度にして欲しい」という切実な訴えをうかがっています。次年度からの医療保険・介護保険の診療報酬改定の議論は今後詰められていくと考えられますが、逼迫する財政の中で、日本の社会保障制度をどうやって支えていくのか、根本的に論じていく時期に来ていると思います。

11月8日

党の埼玉県選出国会議員懇談会が開催され、衆参17人の国会議員がほぼ全員出席し、皆本音で文字通り自由に懇談しました。本日の主旨は、大野松茂官房副長官,新道義孝経済産業副大臣,並木正芳環境大臣政務官,金子善二郎国土交通大臣政務官の就任祝いの会でありましたが、話の中心は次の衆議院選挙でした。遅くとも春までには衆議院解散・総選挙と考えられる状況下で、誰も政情に甘い予測は持っていません。一寸先は真っ暗な政治の道の緊張感に慣れてくると、とにかく今現在にベストを尽くす他ないのだという純粋な心情にもなってきます。そういった境遇にある仲間と語り合うのは結構楽しくて、また、集まろうという話になりました。

11月10日

大宮で開かれた埼玉県市議団協議会の研修会に参加した後、浦和でさいたま三四会(慶應義塾大学医学部の同窓会)と浦和医師会の60周年記念式典に出席しました。 その後、岩槻に戻り、第3回岩槻区民やまぶき祭りの「ふれあいダンスパーティー」の式典で挨拶しました。夜には東京で開かれた会合に挨拶に出席し、朝から挨拶巡りの一日でした。

11月11日

第3回岩槻区民やまぶき祭りの式典が、相川宗一さいたま市長,青葉建仁さいたま市議会議長,武正公一衆議院議員,金子善二郎衆議院議員等の来賓を迎えて、盛大に行われました。「やまぶき」は、岩槻城を築城した太田道灌の故事に因んだ呼称ですが、外の雨も何のそので、会場は岩槻の文化を伝承する祭りの熱気に溢れていました。

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夜は、三郷の鈴木義弘県議会議員の東和地区の後援会の会合にうかがいました。関口昌一参議院議員,田中和裕県議会議員,北堀篤県議会議員のほか、多くの三郷市議会議員も出席しており、懇親の話の中で、地域の実情について意見交換しました。

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11月13日

経済産業委員会で、消費生活用製品安全法及び電気用品安全法の改正に関して質問が行われました。両法の改正は、消費者保護と電気用品の流通の合理化のためで(このホームページのTopics No.2を参照にして下さい。)、野党からも別段反対はありません。捻じれ国会とは言われていますが、与党が少数派の参議院においても、内閣提出の法律案の多くは、ほぼ全会一致で可決されています。

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11月16日

自由民主党川越支部の定期総会にお招きいただき、中野清衆議院議員とともに、国政報告を行わせていただきました。春の統一地方選挙が終わってから、早朝の川越駅で何度も駅頭を繰り返しましたが、その際にも、川越支部の皆様には、大変お世話になりました。その恩返しのためにも、市民の真の利益を擁護する政策創りに頑張って取り組んでいこうと、初志を再確認しました。

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11月17日

春日部市旧庄和町地区で、三ツ林隆衆議院議員の国政報告会が開催され、ご挨拶しました。医療界の先輩である三ツ林議員は、今回の参議院選挙では私の選対の事務局長で、大変お世話になりました。少子化が進む中、小児医療体制の充実は、まさに喫緊の課題となっています。三ツ林議員の、小児科医としての実地経験に基づく発言は、国会にとって大変貴重です。参議院選挙の大敗とともに、近い将来の衆議院解散の可能性についても話題に上りましたが、三ツ林議員には、絶対に再選を果たしていただきたいところです。

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11月18日

秩父と鴻巣で、秩父市医師会と北足立群医師会の100周年記念の式典が開催され、ご挨拶しました。秋晴れの大変爽やかな一日で、移動途中に行田のさきたま古墳群の公園立ち寄りました。式典終了後、三郷の鈴木義弘県議会議員の後援会の皆様の会合に終了間際に駆けつけ、ご挨拶しました。秩父から三郷まで、今日も広い埼玉県を廻り歩く一日となりました。

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11月20日

猪口邦子元大臣のパーティーに出席しました。猪口大臣は、同じ学者の出身です。7月には、灼熱の大宮で、応援演説をして下さいました。多数の党幹部が次々に現れて、華やかなパーティーでした。

その後、青山の小さなとても庶民的なビストロで開催された、自民党の開成高校出身者の懇親会に出席しました。ライバル校ともいえる麻布高校出身者は、現福田康夫首相、故橋本龍太郎元首相をはじめ、多数の党幹部・閣僚経験者がいますが、開成出身者は少数で、今回、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策,科学技術政策,国民生活,規制改革担当)となった岸田文雄議員が戦後初の閣僚のようです。他には、現衆議院議員の井上信治議員、長崎幸太郎議員,鈴木馨祐議員がいますが、総勢5名と少数です。ただ、その分、アットホームな雰囲気の中で、岸田大臣の就任を全員でお祝いし、中学・高校時代の思いで話をしながら楽しい時間を過ごすことができました。

11月22日

血液製剤に関連するC型肝炎の発症の問題で、厚生労働省へレクチャーに行きました。通常、国会議員は官僚からレクチャーを受ける立場ですが、この問題の場合、消化器病も薬事法も私の専門であるため、私の方が問題点を深く理解しており、指導すべき立場にあります。あえて国会議員バッジを弁護士バッジに変えて、医学・法学の専門家としての立場で、医薬品副作用をめぐる医師・医療機関,医薬品企業,国の責任関係について解説しました。

11月23日

朝、岩槻での会合でご挨拶した後、長瀬甚遠前法務大臣の医師の後援会の皆様に講演に招いていただき、富山へ飛びました。今後の医療の行く末について、様々なデータを基に私見を述べましたが、会場の皆様からいただいた質問からも、地域医療の厳しい環境が伝わってきました。国家財政が逼迫し、少子高齢化社会を迎えて社会保障費の大幅な自然増が見込まれる中で、国が出来ることは限られています。そうした状況で、単に力関係に応じた予算分配をするだけが政治の機能ではないと思います。医療事故の検証と合理的な紛争解決の制度の創設など、限られた予算を最大限に活用し、現場の実情に合った政策を提唱していきたいと思います。

11月24日

岩槻にて、地下鉄7号線延伸さいたま市民大会が開催されました。地下鉄7号線の岩槻延伸は、岩槻区民の40年来の悲願ですが、未だ、具体的な計画に至っていません。こういった大会を繰り返し開催すること自体、意味があるのか疑問になってさえきます。現実問題として、大きな初期投資が必要な以上、事業としての採算性が相当に明確になる必要があると思われます。工事財源の現行の埼玉高速鉄道の主要な問題点は、①遅い点と、②料金が高い点の2点です。前者の速達性については、国土交通省のシミュレーションにより、快速の導入で延伸工事費用に見合う経済効果が見込まれるとの結果が出ていますが、このシミュレーションに用いられている基礎データの信頼性の検証が必要と思います。一方、後者の南北線への乗り入れの際に再度の初乗り料金がかかる点は、沿線住民の選択を慎重に予測することが必要です。今後、さらに、分析を行っていきたいと思います。

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11月26日

朝から、ひっきり無しに各種省庁の官僚と打合せを行い、忙しい一日でした。医療福祉はもちろん、経済産業、司法、科学技術、環境、教育など、各種の与党の調査会で発言しているため、官僚との打合せが多くなります。新米議員の政治的な力は限られるでしょうが、僅かでもよりよい政策に結びつけば、という思いで頑張っています。当選回数の浅い議員の多くは、概して同様の素直な心境だと感じています。以前ある先輩地方議員から、「議員になってからの賞味期限は年齢に関わらない。2期くらい努めると、そろそろ錆てくる。」といわれたことが思い出されます。政治経験を重ねてくると、毎年繰り返される細かい政策運営の議論には、あまり意義を感じなくなるのかもしれません。自分にもしその時が来たら、政治家は辞めようと今は思っています。

夜は大野松茂内閣官房副長官のパーティーに出席し、夏の政治活動にご支援いただいた皆様方にご挨拶することができました。その後、夜遅くまで、血液製剤に関するC型肝炎の問題に関する資料を検討しました。

11月27日

経済産業委員会で柏崎刈羽原子力発電所の7月の中越沖地震後の点検・復旧作業等の視察に行きました。総勢16名の委員が参加しての視察は、両議院でも初めてではないかと言われるほど異例の多勢で、この問題に対する各委員の認識の深さが分かりました。

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地震の際には、振動を感知した際の自動停止システムが正常に機能し、原子炉は全て安全に停止したとのことです。一部で火災等が報じられましたが、核汚染等の危険性は全くありません。

原子力発電の計画的運行は、石炭等炭素系発電を代替していくことにより、地球温暖化対策に大きく寄与します。これも地元の皆様のご理解あってのことであり、今後も安全監視を確実に行っていただきたいと思いました。

11月28日

上尾市議会の選挙戦が始まっています。同志の皆様の応援に駆けつけました。

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夕方から騎西町町長,町議会議員の皆様方に国政報告の場を作っていただきました。国の財政状況と社会保障制度の見通しについて話し、議員の皆様と、特に地域の医療・福祉問題を中心に懇談しました。

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