予算が成立しました。最初の参議院本会議では、野党による過半数の反対で予算案は否決され、次の本会議で衆議院との両院協議会への参議院側の委員が全て野党から選出され(衆議院側は全委員が与党)、結局話し合いがつかず、憲法60条2項の規定により衆議院の議決が国会の議決となって予算が成立し、その旨の報告が3度目の本会議にて行われました。結論の分かり切った形式的な手続きに1日中付き合わされると、酷く非効率な気がします。
最後の本会議の1時間前に、道路特定財源に関するもの以外の、この3月末に期限切れを迎える諸税について、期限を5月末まで延長するための法律を成立させることに各党が合意しました。道路特定財源に関する税法を含めて期限を延長する内閣提出法案が衆議院で再議決できるのは4月末であるため、少なくとも約1ヶ月の間はガソリン価格が値下がりし、市場が混乱することになります。政治の不毛と言えばその通りなのですが、仮に全ての税法について措置がないままであったならば、日本経済に致命的な影響の出かねないところでした。それが避けられたのは、せめてもの機能だったと思います。また、期限延長が4月末でなく5月末までとなったので、現実にガソリンが値下がりしてからの経済への影響や民意の動向を見極める期限も延び得ることになったといえます。国民意思の反映という点では前向きに考えることも不可能ではないでしょう。
最後の本会議が終了したのは、午後10時近くになっていました。
