厚生労働委員会が開催され、前半は障害者雇用促進法に関する質疑が行われ、全会一致で可決しました。その後、共産党を除く野党から議員立法として提出された雇用対策4法案に対する質疑に移りました。
今回の4法案は、①緊急対策として提案されている施策のほとんどは、現行法の中で実施可能であり、既に政府は対策を進めているものであること、②逆に、野党案の場合、実施が成立後1ヵ月まで猶予されていて、最も懸念される年末・年始の雇用情勢の悪化に対応出来ないものであること、③その他の部分については、働き方の多様性をかえって失わせ、雇用縮小を一層助長する危険性が大きいこと、④内定取消に関しては、数ヶ所の企業から内定をもらう労働者の場合、企業から損害賠償等を請求される危険性がでること、など、多数の問題点があります。雇用情勢が急激に悪化して、厳しい状況に立たされている国民の皆さんのことを考えれば、全党が一致して、政府に一層の取組強化を要請するのが政治の本来の在り方でしょう。
しかしながら、誠に残念なことに、野党の委員からも反対意見が出る中、民主党の委員長は採決を強行し、混乱した委員会の様子は、全国にテレビ中継されました。「100年に一度」といわれる経済危機が急激に深刻化する緊急状況下で、何故、わざわざ政治不信を作り出さなければならないのか、政治の責任をどう考えるのか、本当に遺憾に思います。
夜は、埼玉県医師会の懇談会に出席しました。
