5月2〜6日
ゴールデン・ウィーク中は、連日、諸外国における新型インフルエンザ感染症の広がりが報道され、情報収集に気を配っていました。弱毒株ですが、感染力は強いようです。いずれ国内発生例が出ることは確実と思われます。まず、当座の感染拡大防止策を徹底し、医療提供体制を緊急に整備する必要があります。今後梅雨頃になれば、インフルエンザの感染性は弱まると予想されます。憂慮すべきなのは、冬における第2派の流行です。もし冬に、この新型インフルエンザが変異して強い感染力を維持したまま強毒化したとすれば、非常に大きな被害をもたらすことが予測されます。大正時代のスペイン風邪の流行の場合、やはり強毒化した第2派のために日本でも50万人近く(当時の全人口の1%弱)が亡くなりました。今から、第2派の発生に備え、パンデミック・ワクチンの製造や抗ウイルスの確保等を講じておく必要があります。
