理事務める内閣委員会で質問に立ちました。
先日の予算委員会に続き、政府の「新成長戦略」について質問しました。この20年、わが国が投資の額に比べて十分な経済成長を達成できなかった理由について、菅大臣は、政治的なリーダーシップの欠如をあげました。
しかし、低成長の本当の原因は、成長戦略が、ただ網羅的に事がらと数字を並べているだけで、優先順位や達成手順などを欠いたいいかげんな戦略だったことによることが大きいと思います。この反省点から、科学的な視点から達成手順などを明記した細かい工程表を作成し、財源などの数値も入れた上で実行していくことの重要性を主張しました。財源の裏打ちのない成長戦略は、説得力と実行性に欠け、結局は成長の実現にはつながっていきません。鳩山政権の「新成長戦略」は、財源の明示もなく、試算のために使用した数字も自民党政権下のいわば借り物の数値を用いており、およそ「新」成長戦略とはいえません。厳しい財政状況の中でも、「選択と集中」によって伸びる新技術に重点的に投資を行い、新たな産業を興して雇用を創り税収を上げることによって、財政再建と経済成長の両者を進めていくことこそ政治の責任です。わが国の将来を決定的に左右する経済成長について、政府の認識が全く甘く軽薄であることを強く指摘し、政府に反省を求めました。
