« 4月9日 | メイン | 4月11日 »

4月10日

名古屋で開催された、第110回日本外科学会定期学術集会にて、「抗癌剤感受性試験の現状と課題」というパネルディスカッションで講演を行いました。本日は、純粋な外科腫瘍学研究者としての学術講演です。抗癌剤は、手術が出来ないような、転移を起こしていたり再発したりした癌の患者さんに対する、数少ない治療法の一つですが、副作用が強い反面、一部の患者さんにしか効かないという問題点があります。抗癌剤感受性試験とは、抗癌剤を投与する前に、その患者さんの癌には、どの抗癌剤が有効なのか調べる検査方法で、個々の患者さんに対応した癌治療を確立するための方法として期待されています。私は、長年、この研究に従事してきました。私が開発し学位論文として発表した或る方法は、その後実用化され、一昨年から保険適用も認められました。ただ、広く普及させるには、未だ様々な技術的・政策的課題があり、これらをどう克服していくかを、この分野の他のリーダー達と議論しました。

About

2010年04月10日 12:17に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「4月9日」です。

次の投稿は「4月11日」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type