朝、党の政策会議で、米国におけるワクチン補償制度について、米国研究製薬工業協会・日本代表のアイラ・ウフル氏と意見交換をしました。1980年代初頭、アメリカでは、ワクチン接種後に報告された有害な副作用により、多くの患者がワクチンメーカーや医療機関を相手取って訴訟を提起しました。これにより、ワクチンの開発や製造を行っていた企業の多くが市場から撤退し、その結果、著しいワクチン不足が社会問題となりました。そこで、アメリカでは、指定ワクチンによって健康被害を被ったと認められた患者に補償を提供する「ワクチン健康被害補償プログラム」(無過失補償制度)を採用しました。この制度により、アメリカでは、より安全な新ワクチンの研究・開発が促進されてきました。
私は、この制度の採用による訴訟低減効果の有無や副作用の因果関係の立証方法について、専門的事項にわたる質問をしました。有益な制度だとは思いますが、そのまま日本に持ち込むには、多数の課題があると感じました。
午後は、委員をつとめている財政金融委員会に出席しました。日本銀行から最近の金融情勢の報告を受けた後、質疑を行いました。
