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活動報告

12月28日

国会で年末の挨拶に回りました。多くの議員、特に近い解散も噂されている衆議院の議員たちは、2日前くらいから地元に戻って活動しているようで、ほとんど留守でした。私は午後5時まで議員会館で仕事をし、その後地元岩槻での忘年会に出席しました。


12月25日

2007年の最終週となりました。異例の越年国会となり、議会周辺でも通常の活動が続いています。首相の辞任に始まり、会期中の緊急の総裁選挙、参議院少数派の与党、年末・年始の国会と、初めての半年間で実に様々な経験をしております。
不測の右膝骨折から3週間を経て、簡易ギブスを外し、本日からリハビリを兼ねて通常の歩行をしています。


12月23日

岩槻でさいたま市ふれあいビーチボール大会が開催され、埼玉県ビーチボール協会会長として挨拶しました。ふれあい大会は、競技性よりも親睦性を重視した趣旨の大会で、その分参加者も多く、また、楽しそうに見えます。ビーチボールは、健康作りと地域交流の促進に多くの可能性を秘めながら、未だ裾野の広がりが十分ではありません。その真の将来のためには、各地でのふれあい大会の振興が必要だと思います。行政対応の面では「スポーツか、リクリエーションか」といった選択を迫られる場面もあるようですが、協会員や参加者の一人ひとりにとっては、そういった選択こそ無意味です。今後も、皆さんが「ビーチボールをやって良かった」と思える体制作りを進めるために頑張っていきたいと思います。

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12月22日

鳥取医師会に招かれ、「勤務医に関する喫緊の課題とその解決に向かって」という講演を行いました。勤務医の過重労働,医師不足,診療関連死への対応の問題などについて、「議員としてではなく、一人の医療政策学者としての見解です」とことわった上で、私見を述べてきました。現場の医師からすれば、政府の政策的対応については、常に不十分に見えます。ただ、私は、現在表面化した勤務医問題の本質は、勤務医側が変わらなければ十分な解決に至らないと思っています。講演後の懇親会の席では、多くの聴衆の先生方から、賛意をいただきました。


12月21日

ライフサイエンス議員連盟,科学立国調査会,ナノテクノロジー推進議員連盟といった私が参加している科学技術関係の諸会議が立て続けに開催され、来年度の予算と施策について質疑が行われました。議員や上級官僚の中で、研究開発の現場経験があるのは極めて稀で、新人ながら、この分野では大いに意見を容れていただいています。イノベーションによる経済成長の維持は、少子高齢化時代を迎えた日本の将来の支柱です。限られた科学技術予算を出来る限り効率的に研究開発に活かすためには、縦割り行政の壁を取り払い、産学官が一体となって目標に進まなければなりません。そのために必要な政策提言を、今後も次々に行っていきたいと思います。


12月20日

党の環境調査会において、気候変動枠組条約第13回締約国会合についての報告を関係諸省庁から受け、質疑が行われました。2013年以降のいわゆる「ポスト京都」の枠組みをどうするのか、如何に京都議定書非締約国で温室効果ガスの主要排出国である米・中・インドを枠組みに参加させるのか、数値目標を定めるか否か、定めるとすればどういった内容にするのか・・・深刻化する地球温暖化への一層の対策は不可避ですが、前途には困難な課題が山積です。来年度の洞爺湖サミットへ向けて、日本が地球環境問題の世界のリーダーとして積極的な役割をとるよう、強く要求していきたいと思います。


12月19日

忘年会のシーズンで、埼玉県や国会関係の様々な会合が連日行われており、未だギブスを付けた足ですが、気をつけながら会場を回っています。本日は、飯能の後、都心で二つの会合に出なければならず、移動が大変な日でした。昨年もそうでしたが、年末・年始のこの種の政務の多さには、多少憂鬱になります。


12月16日

地元岩槻の後援会「岩槻創俊会」の皆様に、国政報告会を開催していただきました。会の創設から約1年ですが、金澤和俊会長をはじめ会員の皆様には、現在までの私の活動を一番の根元で支えていただき、言葉には言い表せないほどに感謝しております。年越しの国会となり、臨時国会の閉会後は数日も通常国会となる見込みなので、なかなか埼玉へは足を運べません。その上、催し事の際は広大な埼玉県の各地域からお招きいただくため、地元の皆様とお会いできる機会も限られ、いつも申し訳なく感じています。ただ、私が国会へ送り出していただいたのは、何と言っても政策面で頑張れとの皆様のご意思の故であると思い、より良い政策形成のために国会において奔走することで、何とかご恩返ししようと思います。

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12月15日

浦和において、本年夏にご勇退された佐藤泰三前国土交通副大臣・参議院議員の旭日重光賞受賞祝賀会が、自民党川口支部の主催で開催されました。鳩山邦夫法務大臣,上田知事,埼玉県選出の多数の国会議員,市町長,県議会議員,市町議会議員が臨席し、盛大なパーティーでした。産婦人科医から転じて政治家として36年間、市議会議員選挙、県議会議員選挙、参議院議員選挙と9回の選挙を一度も落選することなく過ごされてきたのは、何と言っても、その大変にお優しいお人柄の賜物だと思います。私も後継者として大変に温かくご指導いただいています。


12月13日

幹事として活動している党の消費者問題調査会で学者、企業側・消費者側代表といった様々な立場の方々からのヒアリングが行われました。雪印乳業の社外取締役で企業倫理の実践に取り組まれている前全国消費者団体連絡会事務局長の日和佐信子さんから、現場での活動についてお話をうかがい、質問にお答えいただくことが出来ました。2000年6月末の食中毒事件や、2002年1月に明らかとなった雪印食品株式会社の一連の不祥事により、雪印乳業は存亡の危機に瀕するまでの大打撃を受け、その後徹底した再建策へ取り組んできたご苦労がうかがわれました。私も弁護士してCSR(企業の社会的責任)に関わる法律実務を数多く手掛けてきました。CSRは今や流行語ですが、その裏には、消費者の視点に立った企業経営が、長期的には企業ブランドを確立し企業に利益をもたらすとのセオリーがあります。その意味で本質的な限界はあり、大企業に打算抜きの顧客奉仕を願う消費者主義とは異なります。消費者問題調査会の一員として、企業に一層の努力を求めるとともに、消費者保護のための実効性ある政策を提言していきたいと思いました。