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活動報告

8月31日

今日で177回通常国会が閉会しました。午前中は本会議や所属する委員会に出席し、会期末処理を行いました。
午後は、事務局次長をつとめる超党派「世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟」に出席しました。パキスタンに対するポリオ撲滅支援の決定(50億円の円借款の決定)について外務省から説明を受けた後、意見交換を行いました。
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8月30日

今日の本会議の議題は、「内閣総理大臣の指名」です。記名投票で行われました。投票総数は241ですので、過半数は121となります。内閣総理大臣に指名されるには、最多得票を得、かつ過半数に達することが必要となります。
投票の結果は、野田佳彦民主党新代表が110票、谷垣禎一自民党総裁が85票、山口那津男公明党代表が19票、渡辺喜美みんなの党代表が11票、志位和夫共産党委員長が6票、福島みずほ社民党党首が5票、平沼赳夫たちあがれ日本代表が3票、舛添要一新党改革代表が2票でした。いずれも投票の過半数を得られなかったので、参議院の規定により、野田佳彦新代表、谷垣禎一総裁の上位2名による決選投票を行うこととなりました。決戦投票では、一番多く票を得られた者が内閣総理大臣に指名されます。
結果は、野田佳彦民主党新代表が110票、谷垣禎一自民党総裁が107票、白票24票にて、僅差で野田佳彦衆議院議員が第95代内閣総理大臣に指名されました。


8月28日

草加市選出の谷古宇勘治県議会議員の後援会の皆様が主催した、「谷古宇勘治を囲む納涼の夕べ」に出席し、挨拶をしました。
その後、自民党川島支部の総会に出席し、党員の皆様に日ごろの御礼と終盤戦を迎えた国会情勢についてお話をさせて頂きました。


8月27日

さいたま市岩槻区の「太田諏訪神社例祭式典」に出席しました。
その後、明日に投開票を控えた杉戸町の町議会議員選挙に立候補された同志の皆様の事務所にお伺いし、激励の挨拶をしました。
夜は、上尾市選出の島田正一県議会議員の県政報告で挨拶をした後、坂戸市に急行し、自民党坂戸支部の支部大会に出席しました。


8月26日

本会議が開かれ、特例公債法の採決が行われました。賛成が218票、反対が19票で可決・成立しました。特例公債法をめぐっては、8月9日に自由民主党・公明党・民主党による三党合意がなされています。三党合意では、①子ども手当ての撤回等、歳出の見直しに伴う減額措置を第三次補正予算において行うことを特例公債法案の附則に明記すること、②高速道路無料化については平成24年度予算概算要求において計上しないこと、③高校無償化、農業の戸別所得補償制度については政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討すること等が、確認されています。民主党マニフェストの主要施策であるバラマキ政策の見直しをさせたことは大きな成果があったと思います。この三党合意が速やか、かつ確実に履行されていくように引き続き政府をただしてまいります。
夜は、横浜のグランドインターコンチネンタルホテルで開かれた鈴木直先生の聖マリアンナ医科大学産婦人科教授への就任祝賀会に出席しました。鈴木先生は多方面で活躍していますが、子宮頸がんの予防ワクチンの臨床研究の第1人者で、国会の勉強会でも講師を務めていただきました。慶應義塾大学医学部で私の3年後輩で、学生時代から大変懇意にしていましたので、自分のことのように嬉しく思いました。


8月25日

「ガソリンスタンドを考える若手議員の会」に出席しました。その後、党の政策会議で、政府の「中期財政フレーム」及び「経済財政の中長期試算」について政府から説明を受けました。既に先日の財政金融委員会でも質疑が行われた課題ですが、政府の曖昧な答弁に、厳しい質問が相次ぎました。
午後は、今週の日曜日に投開票が行われる小川町の町議会議員選挙に立候補された方々の事務所にお伺いし、激励の挨拶をしました。


8月24日

本会議が開かれ、再生可能エネルギー法案の趣旨説明が海江田万里経済産業大臣からありました。自民党からは同じ、埼玉県選出の関口昌一参議院議員が経済産業委員会の筆頭理事として、代表質問を行いました。
その後、参議院自民党の「受動喫煙防止議員連盟第3回総会」に出席しました。
午後には、憲政記念館の講堂で行われた「第2回八ッ場ダム建設推進全体協議会」、その後、党の「有床診療所の活性化を目指す議員連盟総会」に出席しました。


8月23日

財政金融委員会で質問に立ちました。
〔外部リンク:こちらで、映像をご覧いただけます。〕
政府の「財政運営戦略」では、2020年までに基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化することになっています。しかし、8月12日に内閣府が発表した「経済財政の中長期試算」によると、復興財源を除いた場合、2015年に消費税が10%であることを前提としても、2020年度には、約18兆円、対GDP比で3.1~3.3%の赤字が残るとされています。そこで、2020年度にプライマリーバランスの黒字化を達成するために、どのくらい消費税率を上げなくてはならないのかについて、野田佳彦財務大臣に質問しました。野田大臣は、2015年に消費税率を10%にするという前提のもとでも、慎重シナリオでさらに6.3%から6.5%、成長戦略シナリオで2.8%から3.1%引き上げる必要があると答弁しました。
高齢化が進んでいく中で、将来世代へのつけ回しを避けるためには、これ以上、財政健全化を先送りすることは許されません。既にGDPの約2倍という、国際的に見て突出した国家債務が積み上がっていますが、その返還は、プライマリーバランスが黒字化してようやく始まります。経済成長とのバランスを図り、国民生活への影響を最小限にとどめつつ財政規律を正していく政治的リーダーシップが今こそ政府に求められています。
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夜は、福島中央テレビから、低線量の被ばくや政府の福島第一原発の事故後の対応について取材を受けました。


8月22日

本会議が開かれ、公債特例法に関する趣旨説明が野田佳彦財務大臣からありました。
午後には、「生殖補助医療をめぐる法整備についての勉強会」に出席しました。私は、野田聖子衆議院議員、小渕優子衆議院議員とともに、この勉強会の幹部を務めています。
今回は、慶應義塾大学医学部産婦人科教授の吉村泰典先生に講師をお願いしました。私は、慶應義塾大学病院の安全管理委員会において、吉村先生とともに業務に当たってきた関係で、今日まで、大変懇意にしていただいています。吉村先生は、日本産婦人科学会の前理事長で、厚生科学審議会専門委員や法制審議会委員、内閣府総合科学技術会議専門委員などを歴任してこられた生殖補助医療の第一人者の先生です。吉村先生から、「わが国の生殖補助医療の現状と課題」というテーマでご講演をいただき、その後、意見交換をしました。
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8月21日

毎年恒例の「人形のまち岩槻まつり」のオープニングとエンディングのセレモニーに出席し、また、お祭りの諸々の企画で、地元の皆様と懇談をしました。本年は、震災の関係で規模を小さくして行われましたが、それでも、岩槻はお祭りムード一色に染まりました。心配された雨は、何とか気にならない程度でおさまり、小学生が人形に仮装してパレードを行ったり、高さ10メートルのジャンボひな壇が区役所前に設置されたりして、会場は多くの人の熱気でいっぱいでした。