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活動報告

8月3日

自民党岩槻支部の役員会が開催され、地下鉄延伸問題が話題になりました。地元では、現在浦和三園駅で終わっている埼玉高速鉄道線(地下鉄7号線)の岩槻への延伸が、皆の長い間の切実な願いです。「岩槻に地下鉄が通る」という話は、私がまだ幼稚園児だった今から40年以上前からありました。ここ数年、着工の具体化へ向けて議論が沸いてきましたが、未だに決定をみていません。「見果てぬ夢」に終わってしまうのではないかという住民の危機感が募っています。問題は、多大な財源をどうやって確保するかです。政府の調査では、十分な経済効果が見込まれていますが、埼玉高速鉄道線の厳しい経営状況をみると、民間からの大きな投資は期待できないのが現実です。さいたま市と埼玉県がどう意思決定するのかが鍵になっています。延伸を願う近隣の市町の皆様とともに、悲願達成の日まで頑張っていきます。


8月2日

「サタデーずばっと!」に出演しました。昨日行なわれた内閣改造について、各党からの出演者の間で討論しました。内閣が変わっても、内外の困難で厳しい情勢に変化は無いし、財政健全化と改革の推進という基本的な施策の方向性は一貫しています。サミットが終了し、いよいよ総選挙を睨んでの正念場となりますが、行政の無駄を徹底的に減らし、生活者の視点に立った経済対策のための財源を創り出すとともに、真に生活の質に役立つ施策作りに頑張っていきます。


7月31日

川口で開催されたNPO法人市民生活安全保障研究会シンポジウムに参加しました。NPOの会長を務められている須田清弁護士は、元東京弁護士会副会長・現大東文化大学の法科大学院教授で、私が司法修習時代に、弁護修習をやらせていただいた弁護士です。
また、法曹人口についての意見書に100 名を超える議員の署名を集め、それを橋本岳衆議院議員、丸山和也参議院議員とともに鳩山法務大臣に提出しました。


7月30日

東京ガスの千住テクノステーションに、ガス関連の省エネ・温暖化対策の最新技術研究の現場を視察へ行きました。コージェネシステム、燃料電池、電気自動車などの新技術で、科学理論にまで立ち入った話を聞き、質問が出来ました。技術研究者としての経験を活かし、今後とも、日本発の革新的技術の振興のために、頑張っていきたいと思います。

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7月26日

「サタデーずばっと!」に出演しました。新しい高齢者医療制度について、各党からの出演者で討論しました。新制度における保険料の天引きの仕方によって、一部の方々で旧制度の時より税控除額が小さくなることが分かり、政府は、また対応を迫られました。天引きという方法自体は、保険料の納入作業の負担と徴収作業のコストを無くすもので、合理的方法であり、既に多くの社会保障費用について行なわれています。一方で、税控除の考え方は税法上の基本原則に基づいており、今回の問題は、政府が制度外への影響を看過していたために起こったものです。政府はこの影響を無くすべく対応しましたが、今後もしっかりと監視していきたいと思います。


7月24日

国民医療費の半分近くを生活習慣病に対する医療費が占めるようになっており、その割合は、高齢化社会が進めば一層高まると予想されています。生活習慣の改善により病気を予防することは、人が元気に長生き出来るようにするとともに、財政健全化のためにも重要です。私は、日本抗加齢医学会の執行メンバーとして、この課題に取り組んできましたが、この秋に、一般市民の皆様が抗加齢医学に基づく生活を実践する会を創設することになり、その会長への就任を依頼されました(この会は、国際的な団体の日本支部となるものであり、私の痩せた身体が「会長」とするに相応しいということです。)

最新の科学的根拠に基づいた健康食や生活習慣を広く知っていただき、皆が元気で長生きできるように、頑張っていきたいと思います。


7月22日

新座市議会議員の有志の方々が研修で国会を訪問され、昼食時に新しい高齢者医療制度についてのレクチャーを依頼されました。私から制度趣旨と医療現場における実状を説明した後、地方自治体の財政状況と国民健康保険制度の在り方について、意見交換を行いました。新制度で運営主体が広域になったことについては、大多数の市町村は賛成です。ただ、今後広域連合において生じてくる問題に対する責任体制や、各自治体がどのような役割を求められていくのかについて、引き続き国と地方自治体との十分なコミュニケーションが必要だと感じました。


7月19日

さいたま市障害児のための連絡会が開催した「お買い物会」に来賓として出席しました。梅雨明けの暑い1日ですが、大勢のボランティアの皆様がお手伝いされていました。障害を持つ子供さんの子育ては非常に大変です。限られた範囲ではありますが、私も医療現場でこのことを実感してきました。財源厳しい中ですが、少しでも障害児の皆様の生活に役立つ政策的支援が出来ますよう、今後も努めてまいります。

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7月18日

名古屋で開催された第44回日本婦人科腫瘍学会において「がん診療に関する医療政策の行方」と題する特別講演を行いました。子宮がんや卵巣がんの診療に関するガイドラインを作成している基盤的専門学会であり、3日間にわたる大規模な学術集会で、多くの聴衆が集まっていました。

1984年から10年ごとに「対がん10ヵ年戦略」が実施されており、現在、2004年から「第3次対がん10ヵ年戦略」が実施されています。また、これとは別に「健康日本21」(2000~2010年)や「新健康フロンティア戦略」(2005~2015年)でもがん診療に関する数値目標等が掲げられ、やや政策間の関係が分かりづらい面がありました。2007年から始まった「がん対策基本法」及びこれに基づく「がん対策基本計画」は、これらの政策を包括し、がんの克服を目指して総合的な対策を行っていくための法令です。施策の方向性としては、予防法の研究推進と知識普及、検診等の早期発見体制の拡充、専門医療従事者の育成と拠点医療機関の整備による地域医療体制の整備、放射線療法や化学療法を十分に取り入れた集学的治療の実施、早期からの身体的・精神的緩和ケアの導入、革新的な医薬品・医療機器等の診療技術の研究・開発の推進、国民への啓蒙活動の推進と情報提供、などの諸点にまとめられます。特に、研究・開発面については、日本の生命科学の水準から考えて、日本の臨床研究や治験が十分な国際競争力を発揮していないのが現状です。この点について、私は以前から未承認の医薬品等に関する薬事規制の不合理性を主張していましたが、国会へ行って初めに委員会でこの点を指摘しました。その甲斐あって既に本年4月から「高度医療評価制度」、5月から「スーパー特区」がスタートし、制度的障壁は大きく改善しています。今後は、これらの制度を大いに活用して臨床研究をどんどん進めていただきたいと研究者の皆さんに発破をかけました。


7月17日

草加で今井宏衆議院議員の後援会の暑気払いが行われました。暑い夜にもかかわらず、約1000人の方々が集まり、会場を埋め尽くしました。昨年の今頃は私の選挙中で、厳しい政情の中、地元に近い越谷・草加の皆様には大変なご支援をいただきました。皆様に久しぶりにお会いでき、様々な報告をさせていただきました。

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