自民党の医師不足地域等の議員有志勉強会メンバーで、武見敬三厚生労働大臣に申し入れを行いました。
厚労省の医師需給推計によると2030年頃に医師の需給が充足する一方、医師偏在はいまだ十分に是正されておらず、医師不足に困窮する地域では極めて深刻な課題です。救急をはじめとする医療格差は、まさに国民の命に直結する課題であり、かつ皆保険制度のもと被保険者として保険料を等しく払っているにもかかわらず不公平との指摘もあり、国民目線に立ち早急に対策を講じる必要があります。政府も「骨太の方針2024」で、医師の地域間、診療科間、病院・診療所間の偏在是正に向け、年末までに総合的な対策のパッケージをまとめるとしています。
これまでの医師偏在対策は、主に医師養成過程の若手医師に対する対策が中心であり、一定の効果は出しつつあるものの、限界も指摘されています。実効性のある対策への提言として、来年目途の医療法等改正により、憲法の範囲内(職業選択の自由等)において規制など最大限可能なことで対応するよう求めました。
夕刻には、参議院自民党の仲間・石田昌宏先生と埼玉県看護師連盟の多田則子会長が岩槻の丸山記念総合病院を訪問され、同行・案内させていただきました。
石田先生は看護師で医療政策がお詳しく、国会対策も得意な自民党が誇る人材です。お酒が好きで、共に日本のお酒の価値を高める議員連盟の事務局を務めています。
院内の看護職の皆様に、これから取り組む看護問題や国政への熱い思いについて語っていただきました。