会長を務める自民党バイオサイエンス推進議連でまとめた提言を、事務局長の今枝宗一郎先生と一緒に、バイオ担当の高市早苗大臣に申し入れいたしました。
これまでバイオ分野に総額約1兆円というかつてない規模の予算措置が実現し、官の動きに呼応して、経団連もバイオトランスフォーメーション戦略(BX戦略)を策定するなど、今、官民の取組は大きく進展しています。またG7気候・エネルギー・環境大臣会合では、日本政府が主導し、バイオものづくりを気候変動や資源不足といった社会課題を解決し得るキーテクノロジーとして歴史上初めて位置付けました。国際競争が益々激化している中で、バイオものづくりや創薬の分野で世界のリーダーとなり、世界のカーボンニュートラルや医薬品供給を牽引するためには、産学官が真に一体となって国際潮流の先を見据え、中長期的に腰を据えて、果断に取組を加速し続けなければならないため、産学官における施策の具体化・加速化策を提言しています。