国会見学に来られた自民党鳩山支部の皆様、所沢市民謡連盟の皆様にご挨拶に伺いました。
その後、第183回通常国会最後の参議院本会議が開催されました。私の参議院議員1期目の最後の国会でもあります。発送電分離や電力の小売参入の全面自由化など、今後の電気供給体制の改革を定める電気事業法改正案や、不正受給の取締りを強化し、自立支援を促進する生活保護法改正案など、国民生活の改善のために極めて重要な法案があるにもかかわらず、生活の党、みどりの風、社民党により安倍晋三総理に対する問責決議案が共同提出され、民主党、みんなの党を含む野党の賛成多数で可決され、これら法案採決や、発効に必要な条約の承認、議会運営上のルールである会期末処理が行われないまま国会は閉会しました。与党からは、「問責決議は行われても、与野党で既に合意をしている、これらの国民の生活に重要な法案は、是非、採決しよう」と再三呼びかけたにもかかわらず、残念ながら、野党側は、政治的パーフォーマンスを重視したようです。
議論は色々あるにせよ、やはり、捩れ国会は駄目です。これは、自民党のため、というわけでは決してありません。多くの難題に直面している我が国は、一定期間は、一貫した方針で迅速に政策を進めないかぎり、状況の打開は困難です。いずれ、また、政権再交代の時期も来るでしょう。課題解決が進むなら、それは、それで、良いと思います。ただ、今は、自民党政権に舵取りを委ねていただきたいと思います。昨年12月の政権交代以来、半年の間で、我々が長期間苦しめられた円高は約20円も是正され、株価も1.5倍近くの値を付け、消費も上向き、デフレからも脱却しつつあります。各経済指標は、バブル崩壊以降、20年ぶりの高い値を示しています。地域のご家庭の収入を増やし、暮らし向きを改善させていくためには、ここで、一気に成長戦略を進め、日本経済を本格的に回復させることが必要です。そのためには、現在の捩れ国会を、来る参議院議員選挙で、何としても解消しなければなりません。当選へ向けて、全力で頑張って参ります。
夜は自民党川口支部決起大会に出席しました。
本日で国会は閉会となり、7月4日から参議院選挙が始まります。
今後の活動の様子は古川俊治事務所facebookに掲載いたしますので、ぜひご覧ください。