現在、国会では来年度予算案の審議が衆議院で終盤に差し掛かってきており、党内では政府提出予定法案の審査が頻繁に行われております。
今日は厚生労働部会に出席し、薬機法改正案および第12次地方分権一括法案の厚労省部分について審査を行い、共に了承されました。薬機法は所属する厚生労働委員会で、地方分権一括法は委員長を務める地方創生及びデジタル社会形成特別委員会でそれぞれ審議されますので、更なる議論を深めてまいります。
その後は文部科学部会と科学技術・イノベーション戦略調査会の合同会議に出席し、「国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法律案」を審査しました。これは岸田政権の成長戦略の柱である10兆円規模の大学ファンドを使って、世界レベルの研究を担う大学を支援するための法案です。国公立・私立大学から公募する支援校「国際卓越研究大学(仮称)」には、民間研究費やベンチャー投資のリターンなども得ながら自己収入を年間5%以上で成長させ、事業規模や大学独自基金も拡大することが求められます。研究基盤への長期安定的な支援を行うことで、日本の研究大学における研究力を抜本的に強化していきます。