最新情報

8月4日

明治大学で開催された医療事故調査委員会制度に関するシンポジウムで、講演を行い討論に参加しました。他の討論者は、厚生労働省の担当室長、医学会代表、法律家、患者団体代表などでした。この制度については、民主党も案を用意しているようですが、その詳細は不明です。本日も主催者が民主党へも討論者を依頼したようですが、誰も来ませんでした。医療事故に関する中立的で公正な第三者的専門調査機関の創設は、医療側・患者側双 […]

7月24日

国民医療費の半分近くを生活習慣病に対する医療費が占めるようになっており、その割合は、高齢化社会が進めば一層高まると予想されています。生活習慣の改善により病気を予防することは、人が元気に長生き出来るようにするとともに、財政健全化のためにも重要です。私は、日本抗加齢医学会の執行メンバーとして、この課題に取り組んできましたが、この秋に、一般市民の皆様が抗加齢医学に基づく生活を実践する会を創設することにな […]

7月19日

さいたま市障害児のための連絡会が開催した「お買い物会」に来賓として出席しました。梅雨明けの暑い1日ですが、大勢のボランティアの皆様がお手伝いされていました。障害を持つ子供さんの子育ては非常に大変です。限られた範囲ではありますが、私も医療現場でこのことを実感してきました。財源厳しい中ですが、少しでも障害児の皆様の生活に役立つ政策的支援が出来ますよう、今後も努めてまいります。

7月18日

名古屋で開催された第44回日本婦人科腫瘍学会において「がん診療に関する医療政策の行方」と題する特別講演を行いました。子宮がんや卵巣がんの診療に関するガイドラインを作成している基盤的専門学会であり、3日間にわたる大規模な学術集会で、多くの聴衆が集まっていました。 1984年から10年ごとに「対がん10ヵ年戦略」が実施されており、現在、2004年から「第3次対がん10ヵ年戦略」が実施されています。また […]

7月16日

埼玉県看護協会で看護管理者養成のための教程の講師を依頼され、「医療安全」について講演しました。長期の実務経験や師長として経験が教程申請の要件ということもあり、受講者のほとんどは、現場実務に精通した「プロ中のプロ」です。だからこそ、臨床看護業務と管理業務の視点の違いや医療安全対策の建前と運用の違いの話など、専門的に突っ込んだ話ができ、やり甲斐もありました。

7月12日

特定非営利法人日本デジタル・フォレンジック研究会(IDF:Institute of Digital Forensic)の第1回医療分科会を三田の慶應義塾大学で開催し、会場一杯の大学や企業の研究者が集まりました。デジタル・フォレンジックとは、デジタル情報の生成・変更に関する履歴調査やデジタル情報に関連する犯罪捜査技術について、情報処理科学や法学の側面から研究する先端的な学域です。情報の記号化や電子署 […]

7月1日

特定非営利法人「新食品・機能性食品と農畜水産業を語る会」の第1回総会が行なわれ、特別記念講演として、「健康食品をめぐる諸問題 ―エビデンスに基づく規制の在り方を考える―」と題した講演を行いました。学者と産業界の皆様が立ち上げたNPOですが、私も、学者として、純粋に学術的な講演を行いました。近年、ビタミンやミネラルなどの栄養機能に関する科学的調査が進み、毎月のように重要な新しい科学的知見が報告されて […]

6月25日

広島大学医学部に招かれ、特別講演を行いました。内容は、私が長年外科医として取り組んできた医療用ロボットや遠隔医療の研究と開発に関する純粋に学術的なもので、この課題については、これまでも多くの大学で講演を行なってきました。特に広島大学には、大学病院院長の越智光夫教授に毎年招いていただいています。もう一人の演者として招かれていたのは以前から様々な研究でご一緒してきた元大阪大学医学部長の越智隆弘名誉教授 […]

6月24日

ロシアで日本を紹介している雑誌の取材を受けました。医師、弁護士という私の経歴が、珍しいようでした。ロシアも、中国、インド、ブラジルと並んで(いわゆるBRICs)、新たに経済大国への道を歩んでいます。でも未だ「日本ブランド」の価値はロシアでも大きく、“made in Japan”の良質な製品を輸入・販売するビジネスは、順調に伸びているとのことでした。単なる価格競争では賃金の安価な発展途上国に利がある […]

6月23日

羽生市議会の有志の議員の皆様に勉強会の講師としてお招きいただき、高齢者医療制度を中心とした医療問題について講演しました。地域住民の皆様の生活に直接に関わってくるのは、地域における医療提供体制であり、保険体制です。地域医療計画や広域連合等の問題について、詳細な説明を行いました。