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活動報告

2月12日

「政治主導」の在り方の検証・検討プロジェクトチームの会合で、イギリスの統治システム・議会制度について、国会図書館専門調査員から聞き取りを行いました。民主党は、「政治主導」体制を作るのに、選挙で多数を得た党が政権を取って自党の考え方で立法・行政を独占するイギリスの体制をモデルにしました。しかし、イギリスの政治体制は国際的にも特異であり、また、日本国憲法も、参議院の存在など、イギリスとは明確に異なる政治体制をとっています。イギリスは二代政党制の長い歴史をもち、国民もそれを適切に運用させることに慣れていますし、また、それでも、近年は、イラク疑惑などに関して政権政党が恣意的に行政を行うことに対して強い批判が起きています。国民は、ある政党の候補者に投票するとしても、決してその政党の政策を全て良いと考えているわけでは決してありません。その上、国民生活の状況は選挙の時から次々に変わっていき、新たな問題も出てきます。選挙に勝ったことで独裁政治を行うのではなく、常に広く国民の意見を取り入れていく謙虚な姿勢こそ、政治には求められるのではないでしょうか。


2月11日

三郷市選出の逢澤義朗県議会議員の新春の集いに出席し、挨拶しました。


2月10日

理事を務める「国民生活・経済に関する調査会」が行われました。調査会は、与野党が完全に垣根を取り払って、国民生活の向上のために、長期的視点で政策を議論するものです。国会では、本会議でも委員会でも、与野党は常に政治的に対立していますが、調査会では、そのような事情は関係がありません。野党が審議拒否している状況でも、調査会は開かれます。本年度の課題は、国民の幸福度・満足度の高い社会を構築するには、どのような施策が必要かについてで、有識者から意見を聞いた後、質疑応答を行っています。
調査会終了後は、春日部法人会岩槻支部の新年会に出席しました。


2月9日

本日から3月19日まで、さいたま市議会の2月定例会が開会されます。開会に先だって、市議会議員の皆様に挨拶に伺いました。
その後、旧友を通じての知り合いである民主党の井戸まさえ衆議院議員が主催した教育に関する勉強会に出席しました。ゲストに、教育評論家の尾木直樹さん、オランダにお住まいの教育研究者であるリヒテルズ直子さんを招いて意見交換をしました。


2月7日

埼玉県接骨師会朝霞支部の新年会に出席し、挨拶をしました。


2月6日

早朝、高知から埼玉に移動し、みのり会(さいたま市中央区の婦人の会)の新春懇親会に出席しました。
午後は、朝霞で富岡勝則市長の市政報告会に出席した後、三郷の鈴木義弘県議会議員の県政報告会に参加しました。
日本を西から東へ、埼玉を西から東へと移動した一日となりました。


2月5日

高知大学医学部で、「医療安全管理について」学術講演を行いました。その後、学長、学部長、各診療科の教授と、地域医療の厳しい現状や、臨床研修制度の問題点などについて懇談しました。


2月4日

昨日に引き続き、朝、厚生労働部会・診療報酬改定ワーキンググループが行われ、別の医療関連団体からにヒアリングと厚生労働省からの説明がありました。
その後、法務部会に出席し、平成8年法制審議会答申(夫婦別姓・再婚禁止期間の短縮・非嫡出子の相続分)について法務省からの説明を聞きました。
次いで、ストップ結核パートナーシップ推進議員連盟の会合に出席しました。結核予算について厚生労働省からヒアリングを行った後、外務省からハイチ大地震に関して、現地の医療体制、感染症の状況などの説明がありました。

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本日、政治資金規正法違反の容疑で、小沢一郎民主党幹事長の元秘書、北海道第11区選出の民主党衆議院議員・石川知裕容疑者が起訴されました。小沢議員の関係事務所の不正な資金の移動は各種メディアでも広く報道されているところですが、小沢氏からは実質的に何の説明も無く、世論調査でも、ほぼ8割の国民が不審に思っています。政権交代に国民が最も期待した点は「古い政治からの脱却」であったと思います。ところが、鳩山首相に続き、現在の政府の最有力者である二人の政治家が、そろって政治資金に関わる非常に大きな不正を行っていたのですから、国民の政治不信は募るばかりです。政治資金の完全な適正化・透明化のため、与野党を超えて議論を進めていきたいと思います。


2月3日

朝、厚生労働部会において、診療報酬改定について、医師・歯科医師・薬剤師・看護師・製薬企業・病院の各関係団体からヒアリングを行いました。民主党は、医療費のOECD諸国平均レベルへの引き上げを選挙公約とし、また、鳩山首相も、本通常国会の所信表明演説で、「いのちを守りたい」と24回も繰り返しました。医療界は、最低でも3%以上の引き上げがあるだろうと考えてきましたが、今回の診療報酬改定は、0.19%という誠に小さな、数合わせだけのプラス改定に終わりました。医療関連団体の話は、政府の裏切りへの批判が満ちていました。現在の日本の医療費は、先進国最低のレベルです。それが近年の医療崩壊の主因の一つであったことは疑いがありません。勤務医対策は緊急の課題ですが、それは開業医から財源を取り上げることではなく、しっかりと公費を投入して行うべきです。「開業医を虐めても勤務医は幸せにならない」というのが、ほとんどの勤務医の想いです。開業医が夜間や救急の医療を担わなくなったら、勤務医の労働環境はいよいよ苛酷になります。今回の医療費のアップは、約700億円、実際には薬剤関係で約600億円の追加引き下げ分がありますので、約100億円です。そのうち、国庫の負担は25億円程度でしかありません。これに対して政府が子供手当に費やす費用は2兆6000億円です。高齢化社会を迎えるに当たるにもかかわらず、この不均衡は国民医療を見捨てるに等しいのではないでしょうか。
本日も本会議で代表質問が行われました。


2月2日

科学技術創造立国調査会において、三菱総合研究所の理事長(元東大総長)の小宮山宏先生が低炭素社会に向けたイノベーションや研究開発の推進について講演し、その後、意見交換をしました。
その後、本会議おいて、各党の代表質問が行われました。
夜には、さいたま商工会議所岩槻支部の新春懇談会に出席しました。