委員長を務める党医療情報政策・ゲノム医療推進特命委員会を開催し、骨太の方針策定に向けた提言案をお諮りしてご一任をいただきました。共同執筆をしていただいた丸川珠代委員長代行をはじめ、熱心に議論・ご助言していただいた多くの先生方の期待に応えて出来るだけ多くの文言が骨太の方針に盛り込まれるよう、今後は大臣や党幹部に提言案をご説明してまいります。
提言案の主な内容は、以下の通り。
〇がん・難病に係る創薬の推進等を行うため、全ゲノム解析、マルチ・オミックス解析の結果等を、臨床情報とともに搭載する情報基盤及びその利活用に係る環境を早急に整備する。
〇そのために必要な取組の財源につき、安定的に確保する。
〇個人に着目しない態様において、ゲノム情報を含む個人データの製品開発目的を含む第三者提供等が可能となるよう、法令上の措置を講じる。
〇社会的な合意の下でのゲノム医療の健全な育成を図るため、遺伝因子の影響が強いと考えられるゲノム情報について、医療を含む多様な分野に関して、差別禁止の法令上その他の必要な措置を講じる。