委員長を務める党医療情報政策・ゲノム医療推進特命委員会を開催し、日本製薬工業協会から健康医療データ・ゲノムデータの利活用環境整備に向けた期待についてヒアリングいたしました。
日本における医療情報の二次利用にむけた電子カルテなどビッグデータの基盤構築は、他の先進国に向けて大きく遅れを取っています。また次世代医療基盤法や個人情報保護法の改正によって法制度面の環境整備が一定進んだものの、データの信頼性担保などの面で製薬企業が医療ビッグデータを創薬研究や承認申請に利活用するにはまだ大きな壁があることが説明されました。
DXやゲノム医療の新時代に対応し、画期的新薬という形で患者さんや社会への還元を行うためにも、近く骨太の方針策定に向けた提言を作成してまいります。