朝、戸田において、2000人近くの皆様の参加する戸田中央病院グループの大運動会が開催され、開会式にてご挨拶させていただきました。その後、一旦東京での講演会に出席した後、本庄医師会100周年の記念式典と懇親会に出席しました。
100年前の医学では、腹膜炎や結核などの感染症をいかに制御するか、また、国民の低栄養を如何に改善するかが大きな課題でした。現在の医学では、感染症が減少したことが大きな原因と考えられている花粉症を如何に治療するか、如何に国民に栄養を「つけさせない」かが大問題になっています。後100年経った時代には、医学は何を対象としているのでしょうか?今日の遺伝子関連技術や抗老化療法などの振興を考えると、医者ながら恐ろしい気もしてきます。