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活動報告

10月24日

今日は世界ポリオデーです。その記念イベントとして、外務省・国際協力機構・日本国際交流センターの共催で、アジア太平洋地域ハイレベル会合「革新的パートナーシップ:保健問題解決のための新たな機会」が開かれました。この会合は、効果的な保健サービスの拡大、官民パートナーシップ、保健問題解決のための革新的な資金メカニズムの3つのテーマをもとに、アジア太平洋地域の健康改善に寄与する新たなパートナーシップの役割を検討するものです。ポリオ根絶議員連盟の一員として会合に出席し、アジア各国のパネリスト、有識者の方々と意見交換しました。
その後、新幹線に飛び乗って群馬県に向かい、伊香保温泉で行われた自民党の越生支部・毛呂山支部の役員研修会に出席しました。20分ほど国政報告をさせていただきました。


10月23日

今日は幸手市長選挙の公示日です。現職の町田英夫候補の出陣式に参加し、激励のあいさつをしました。その後、川越で開かれた浦野清前富士見市の氏旭日小綬章受章祝賀会に出席しました。お昼には、浦和で開かれた大槻忠男元岩槻市議会議長の旭日双光章受章記念祝賀会にも出席し、お祝いの挨拶をしました。その後、自民党庄和支部大会に出席し、党員の皆様に国政報告をしました。埼玉県を東西にかけめぐった1日となりました。


10月21日

参議院の憲法審査会が初めて開かれました。憲法審査会は4年前に成立した国民投票法に基づいて衆参両議院に設置されましたが、民主党が委員の名簿提出を拒んできたため、始動できずにいました。今回、民主党が名簿の提出に応じ、4年かかってやっと委員の選任が行われ、私も委員をつとめることになりました。今日は、会長の選挙が行われ、投票の結果、23票対22票で自民党の小坂憲次議員が民主党の江田五月議員を1票上回り、初代の会長に選ばれました。
 憲法の問題は、決して戦力不保持を定めた9条関係にとどまりません。むしろ、私は、弁護士として、人格権やプライヴァシーの権利、更には環境権などの新しい人権の問題がより重要ではないかと思っています。本審査会で、よりよき憲法の在り方について、議論を尽くしていきたいと思います。


10月20日

今日から第179回臨時国会が開会しました。会期は12月9日までの51日間を予定しています。今国会では、震災復興の柱となる第三次補正予算が審議されます。東日本大震災の発生からすでに7か月が経過しています。被災地が厳しい冬を迎える前に、早く本格的な復興に着手しなければなりません。今国会でも政府に対し、積極的な提言をおこなってまいります。


10月16日~19日

日本の国会を代表して、スイスのベルンで開催された「第125回列国議会同盟(IPU)会議」に出席しました。IPU会議は、主権国家等の議会の代表を結集する国際機関で、①平和と諸国民間の協力推進を図ること、②代議制諸制度の確立に資することを目的に、1889年(明治22年)より開催されている伝統ある国際会議です。
 17日の午前10時30分から国連に関する委員会が行われ、「核兵器-ゼロへの道」をテーマとしたパネルディスカッションに参加しました。
 冒頭、G.エバンス氏(元オーストラリア外務貿易大臣・前下院議員、核不拡散・核軍縮に関する国際委員会共同議長)、T.トート氏(包括的各事件禁止条約機関準備委員会、CTBTO)事務局長などのパネリストが核兵器廃絶に向けたロードマップ等について発言し、その後、各国議員団が発言・討論を行いました。その中では、広島・長崎の惨禍を二度と繰り返さないこと、福島原子力発電所の事故を受けて、原子力の平和利用の確保をより一層推進することなどの意見が述べられました。
私も日本代表として発言し、以下のようなスピーチを行いました。
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まず、東日本大震災に対し、世界各国から多大なご支援を頂いたことについて、御礼を申し上げました。そして、広島・長崎における被ばくを経験した我が国は、核軍縮・不拡散の使命を果たすべく、さらに核廃絶への取組を加速していくことを主張しました。
その上で、2点の提案を行いました。
 1点目は、原子力安全分野における知見と経験の共有です。的確な科学的客観性を基礎に国民に対し情報を迅速に提供すること、国際社会に対しては事故の総点検の結果を包み隠さず共有することが原子力の安全性の強化につながると演説しました。
 2点目は、軍縮・不拡散教育に対する国際的な取組の強化の必要性についてです。我が国では、核兵器使用の惨禍の実相を風化させないため、昨年、被爆者自身が被爆体験を広く国際社会に伝達する「非核特使」制度を創設し、各国で被爆体験証言が実施されています。「核兵器のない世界」の実現のためには、核軍縮・不拡散に対する国民の関心をさらに高め、共通の認識・理解を醸成していくことが不可欠であり、この点について我々国会議員の果たすべき役割は多大であることを強調しました。
 演説後はたくさんの拍手をいただき、また隣の席のイタリアの議員からは「Great success!」と握手を求められました。
 その後、16時からモンゴル議長との会談、17時からはボスニア・ヘルツェゴビナ議長との会談を行いました。
 そして、19時からは、カルミ=レ・スイス大統領兼外務大臣が主催される夕食会に出席しました。会場は、サッカースタジアム(Stade de Suisse)の中で行われ、多くの出席議員と懇親を深めることができました。
 18日は、朝からイラン議長との会談、スリランカ灌漑・水資源大臣との会談、カザフスタン下院議長との会談を行いました。
その後、アフリカ諸国との昼食会に出席しました。
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10月15日

埼玉県の慶應義塾大学医学部の同窓組織である「埼玉三四会」の総会に出席しました。
その後、町田英夫幸手市長を励ます会に出席し、激励のあいさつをしました。


10月6日

大宮で国政報告会を開催しました。埼玉県内の保健医療団体の皆様方を中心に300名近いご出席を賜りました。大変お忙しい中お越し頂き、本当にありがとうございました。心から御礼を申し上げます。懇親会では、国政へのご要望や励ましのお言葉など、多数の叱咤激励を頂きました。皆様のご厚情を大切に、よりより日本や質の高い医療を目指してこれからも全力でがんばってまいります。
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9月30日

今日で第178回臨時国会が閉会しました。次期国会では本格的な復興の基盤となる第3次補正予算案が審議されます。野田新政権の考え方は、未だにはっきりしませんが、すべてのバラ撒き政策を廃止し、最小限の国民負担で復興を果たせるよう、政府をしっかりただしてまいります。


9月29日

自民党の原発事故被害に関する会合に出席しました。経済産業省、外務省などから、IAEA総会の結果についての報告や政府の「除染に関する緊急実施基本方針」について説明を聞きました。昨日、政府は除染に対する国の責務は年間5ミリシーベルト以上の場合に限り、年間5ミリシーベルト以下の場合は自治体に委ねる方針であるとの報道がなされました。多くの出席者から、除染は全て国が責任をもって主導すべきであるとの意見が出されました。
来月の16日からスイスのベルンで開かれる国際会議(第125回IPU会議)に出席することになり、出席議員による打合会が行われました。
その後、日本税理士政治連盟の第45回定期大会懇親会に出席しました。


9月28日

朝、自民党の環境部会に出席し、環境省から「動物愛護管理のあり方検討小委員会」における動物愛護管理制度の見直しについてヒアリングを行ったり、災害廃棄物の広域処理について議論しました。動物愛護を強化していくことに異存はありませんが、一方で、実験動物は、医学研究には不可欠です。医学会では、国際的なガイドラインに則り、出来る限り倫理的な方法で実験動物を取り扱っています。動物愛護管理の規制が国内だけ過度に厳格になると、国内の医学研究に遅れが生じることが懸念されます。実験動物の特殊性については十分に配慮する必要があることを説明しました。