憲政記念館で行われた西村康稔衆議院議員のパーティーに出席しました。
西村康稔議員と私は、同学年で、3人の子供の父親であることも同じです。私が国会議員となる以前からの知り合いで、国会での親友と呼べる程、仲良く付き合ってきましたが、頭脳・人柄とも抜群の人物です。西村議員の選挙区は兵庫県の明石市と淡路島ですが、2年前の私の選挙の時は埼玉まで応援に来てくれました。今年の8月に行われた総選挙では、私も明石へ行き、応援しました。
9月に行われた自民党の総裁選挙では、西村議員から一番初めに支援を依頼され、二つ返事で引き受けて全面的に応援し、20人の推薦人集めから頑張りました。総裁選挙には敗れましたが、パーティーには多くの方々が参加し、新しい自民党のリーダーへの期待の大きさを感じました。
活動報告
11月30日
今国会が12月4日まで4日間延長されることが決まりました。4日間の延長では、十分な審議時間はとれません。新政権は、鳩山総理大臣と小沢幹事長の政治資金疑惑の追及を恐れ、短期間での強行採決を前提とした会期を設定したのです。鳩山由起夫総理と谷垣禎一総裁との党首討論も実現可能性がなくなりました。「政治主導」というのであれば、まずは、国会での審議を重要視すべきです。政治資金問題も、国会の場で事実を明らかにし、国民の皆様が納得するような説明をすべきであり、説明できないのであれば責任をとるべきです。
自民党は審議拒否を続けますが、この間に与党は様々な法案を成立させます。その中に、新型インフルエンザワクチンの補償に関する法案もあります。この法案は、与野党が協調して成立を目指してきたものですが、新型インフルエンザの蔓延という緊急事態への対処法であるため、医療の面でも法律実務の面でも、様々な問題点があります。私も、現場を知る医師・弁護士として、この法案の質問は行いたかった。民主党の議員からも、「是非古川さんに質問してもらい、問題点を明らかにしておきたかった。国会議事録に残れば、厚労省も気をつけるだろうから。」と言われました。
確かに、最終的には、数で勝る与党は、やろうと思えば、すべての法案を野党無視で成立させることができます。しかし、本来の民主主義の在り方からすれば、与野党の、出来るだけ幅広い意見を反映させて法案を作成し、与野党一致の下に成立させていくべきです。
会期は残り少なくなりましたが、会期終了後も、次期通常国会での議論を見通し、政策形成に頑張ってまいります。通常国会では、しっかりとした実質的な審議が行われるよう、努力していきたいと思います。
11月29日
大宮で行われた埼玉県鍼灸師会の創立60周年記念式典において、「現代西洋医学の進歩と現状の課題、鍼灸治療の必要性について」をテーマに記念講演をしました。今回の講演は、県民公開講座として実施され、鍼灸師の先生方と一般県民の皆さんが、ほぼ半数ずつでしたが、皆様熱心に耳を傾けてくださいました。
11月28日
地元岩槻で、永年、人権擁護委員としてご尽力されました小宮康弘氏の法務大臣表彰受賞祝賀会にお招きいただきました。小宮康弘氏のご功績に感謝し、今後ますますのご活躍を期待して、お祝いの挨拶をしました。
11月26日
日本衛生検査所協会の大会、次いで、日本製薬工業協会の懇談会に出席し、挨拶をしました。
11月25日
理事を務めている国民生活・経済に関する調査会に出席しました。調査会は参議院独自の機関であり、6年の任期をもつ参議院議員が、「良識の府」として国政の重要課題について、長期的かつ総合的な視点で調査を行おうという趣旨です。
この調査会では、「幸福度の高い社会の構築」をテーマに、3年にわたって議論を行っていますが、本年度は、「高負担・高福祉の国は、総じて国民幸福度が高い」という仮説の検討です。米国やEU諸国のくらしと社会保障について、国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩室長、北海道大学大学院法学研究科の加藤智章教授、株式会社舞浜倶楽部のグスタフ・ストランデル総支配人ら3人の参考人から意見をきいた後、各参考人に対し質疑を行いました。
11月24日
日本栄養士会の「法人設立五十周年記念式典」にご招待いただき、挨拶をしました。
その後、精神科病院協会の皆様との懇談会に出席し、精神科医療の政策的課題について意見交換しました。
11月23日
大宮で開かれた埼玉県市議団協議会の「平成21年度研修会」と「意見交換会」に出席しました。
その後、行田市の鈴木聖二県議会議員の後援会婦人部の皆様の集会に出席し、挨拶をしました。
11月22日
社団法人・実践倫理宏正会埼玉東ブロック主催の「秋の実践倫理講演会」にご招待を頂き、挨拶をしました。
11月20日
昨日、衆議院では深夜まで本会議が行われており、中小企業等金融円滑化法案が自民党の欠席する中で強行採決されました。新政権の「政治主導」とは、内閣の独裁、国会無視の対応のようです。自民党は、民主党の対応が長年の国会のルールを破ったやり方だったため、審議を拒否しました。ただ、議院内の事情を理由に、ひたすら審議拒否というのでは、国民の皆様に対して全くの説明不足であり、到底皆様のご理解は得られないと思います。今回の中小企業等金融円滑化法案は、様々な問題点をもった法案でした。国会の場で、その問題点を明らかにして、政府・与党に再考を促していくことこそ、本来野党の行うべき行動です。再生を目指す野党として、国会審議にどのように臨んでいくべきか、今後、多くの検討が必要だと思います。
夜には、京都で開かれた第71回日本臨床外科学会総会において、「外科医療と医療問題(医師法21条)」をテーマに教育講演を行いました。