活動報告

2月6日

早朝、高知から埼玉に移動し、みのり会(さいたま市中央区の婦人の会)の新春懇親会に出席しました。
午後は、朝霞で富岡勝則市長の市政報告会に出席した後、三郷の鈴木義弘県議会議員の県政報告会に参加しました。
日本を西から東へ、埼玉を西から東へと移動した一日となりました。

2月5日

高知大学医学部で、「医療安全管理について」学術講演を行いました。その後、学長、学部長、各診療科の教授と、地域医療の厳しい現状や、臨床研修制度の問題点などについて懇談しました。

2月4日

昨日に引き続き、朝、厚生労働部会・診療報酬改定ワーキンググループが行われ、別の医療関連団体からにヒアリングと厚生労働省からの説明がありました。
その後、法務部会に出席し、平成8年法制審議会答申(夫婦別姓・再婚禁止期間の短縮・非嫡出子の相続分)について法務省からの説明を聞きました。
次いで、ストップ結核パートナーシップ推進議員連盟の会合に出席しました。結核予算について厚生労働省からヒアリングを行った後、外務省からハイチ大地震に関して、現地の医療体制、感染症の状況などの説明がありました。

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本日、政治資金規正法違反の容疑で、小沢一郎民主党幹事長の元秘書、北海道第11区選出の民主党衆議院議員・石川知裕容疑者が起訴されました。小沢議員の関係事務所の不正な資金の移動は各種メディアでも広く報道されているところですが、小沢氏からは実質的に何の説明も無く、世論調査でも、ほぼ8割の国民が不審に思っています。政権交代に国民が最も期待した点は「古い政治からの脱却」であったと思います。ところが、鳩山首相に続き、現在の政府の最有力者である二人の政治家が、そろって政治資金に関わる非常に大きな不正を行っていたのですから、国民の政治不信は募るばかりです。政治資金の完全な適正化・透明化のため、与野党を超えて議論を進めていきたいと思います。

2月3日

朝、厚生労働部会において、診療報酬改定について、医師・歯科医師・薬剤師・看護師・製薬企業・病院の各関係団体からヒアリングを行いました。民主党は、医療費のOECD諸国平均レベルへの引き上げを選挙公約とし、また、鳩山首相も、本通常国会の所信表明演説で、「いのちを守りたい」と24回も繰り返しました。医療界は、最低でも3%以上の引き上げがあるだろうと考えてきましたが、今回の診療報酬改定は、0.19%という誠に小さな、数合わせだけのプラス改定に終わりました。医療関連団体の話は、政府の裏切りへの批判が満ちていました。現在の日本の医療費は、先進国最低のレベルです。それが近年の医療崩壊の主因の一つであったことは疑いがありません。勤務医対策は緊急の課題ですが、それは開業医から財源を取り上げることではなく、しっかりと公費を投入して行うべきです。「開業医を虐めても勤務医は幸せにならない」というのが、ほとんどの勤務医の想いです。開業医が夜間や救急の医療を担わなくなったら、勤務医の労働環境はいよいよ苛酷になります。今回の医療費のアップは、約700億円、実際には薬剤関係で約600億円の追加引き下げ分がありますので、約100億円です。そのうち、国庫の負担は25億円程度でしかありません。これに対して政府が子供手当に費やす費用は2兆6000億円です。高齢化社会を迎えるに当たるにもかかわらず、この不均衡は国民医療を見捨てるに等しいのではないでしょうか。
本日も本会議で代表質問が行われました。

2月2日

科学技術創造立国調査会において、三菱総合研究所の理事長(元東大総長)の小宮山宏先生が低炭素社会に向けたイノベーションや研究開発の推進について講演し、その後、意見交換をしました。
その後、本会議おいて、各党の代表質問が行われました。
夜には、さいたま商工会議所岩槻支部の新春懇談会に出席しました。

2月1日

さいたま市岩槻区の新曲輪地区の新年会に出席し、挨拶をしました。新曲輪は正に地元の中の本当の地元であり、会が行われた自治会館も自宅から30メートル程度しか離れていない場所にあります。皆様から「自民党に元気が無い。頑張れ。」と率直なご意見と激励のお言葉をいただきました。
その後、党本部に戻り、「政治主導」の在り方を検証・検討するプロジェクトチームの会合に出席し、政府が提出を予定している国会法改正案等への対応などについて議論しました。国会運営に関わる法案は、与野党で協議会を設けて議論した上、合意して改正するのが民主主義の精神に合致します。自由民主党の与党時代の国会改革法案も、与野党の協調の下で立法化が進められました。今回の政府の改正案については、いたずらに内閣の機能を強める反面で、国会の審議能力を損なう虞があると考えられますが、与党議員からは強引にでも可決させるとの発言が出ています。「政治主導」という以上、国会審議の充実こそ重視されるべきであり、今後、与党に対し、与野党協議の場の設置を強く求めていきたいと思います。
その後、自由民主党埼玉県支部連合会による、次の総選挙の候補者となる各選挙区の支部長の公募について、新藤義孝衆議院議員、柴山昌彦衆議院議員と記者会見に出席しました。
(会見の模様は、自民党埼玉県連のホームページでご覧頂けます。別ページへ
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1月31日

立正佼成会春日部協会の節分祭に参加しました。その後、東京で開かれた第3回医学開成会総会に出席し、同門の諸先生と懇談しました。開成のOBは、国会議員は、自民党では、岸田文雄衆議院議員、井上信二衆議院議員と私の3名です。ライバルの麻布高校が、福田元首相、橋本元首相、谷垣現総裁など、数多くのトップリーダーを輩出しているのと比べると、寂しい限りですが、医療界では、落合武徳前千葉大教授、東大の永井良三教授など、数多くの著名な医学部教授を輩出しています。「政治の不毛」が指摘される中、やはり、開成の方が世の中の役に立っているかもしれません。
夜には、自由民主党鶴ヶ島支部役員会に参加しました。

1月30日

自由民主党埼玉県連の会合に出席し、小選挙区支部長(衆院選挙候補予定者)の公募実施について話し合いをしました。
その後、戸田中央総合健康管理センターの新規開設披露の宴・式典に出席しました。
夕方には、多田しげみ八潮市長の後援会の新年会、次いで埼玉県接骨師会東部支部の新年会に出席し、挨拶しました。

1月29日

法務部会に出席し、凶悪・重大犯罪の公訴時効の見直しについて現状を法務省に確認しながら、意見交換をしました。
夜には、弁護士会館で開かれた弁政連のニュース座談会に出席し、「司法の役割と政治」をテーマに議論しました。

1月28日

厚生労働部会看護問題小委員会が開かれ、看護職の労働環境について、日本看護協会からヒアリングを行いました。現在の医師不足の状況を打開するために、医師と看護師の業務分担を見直して看護師の職分を拡げていこうという考え方が広まっています。外国では(特に米国)、一定の研修と経験を重ねた看護師は、集中治療室における患者管理業務や、手術の補助など、日本の看護師と比較すると、遙かに広い技能を発揮できます。日本の看護師も4年制大学での教育などが普及し、外国の看護師と同等の高い能力を身に付けてきています。職能が拡がる分、当然責任も重くなりますが、給与等の待遇は改善されます。日本看護協会も、看護師の職域拡大に賛成していますが、日本外科学会のアンケート調査では、医師の大勢は賛成しているにもかかわらず、当の現場の看護師さんたちの大多数が反対という結果でした。恐らく、これ以上業務や責任が重くされるのは嫌だと考える看護師さんが多いのだろうと思います。この点でも、医師や看護師などの医療従事者が過剰な責任を追及されることのある現在の司法制度を早急に改め、少なくとも刑事事件については、特に悪質な事件に限る必要があると思います。私は、待遇改善には大いに賛成だが、是非、国民に医療の付託を受けたプロとして、職域拡大を前向きに進めてもらいたい旨を看護協会にお願いしました。
午後には、本会議が行われ、平成21年度第2次補正予算案が、民主党などの賛成多数で可決、成立しました。今回の第2次補正予算については、到底、賛成出来る内容ではありませんが、それでも執行が少しでも遅れれば、それだけ、景気に悪影響を与えてしまうので、自民党としても、審議にも採決にも迅速に応じました。すぐに来年度の本予算の審議が始まりますが、こちらでは、しっかりと審議時間を確保して、問題点を質していきたいと思います。
 その後、さいたま市大宮遺族会の新年会に出席し、あいさつをしました。
夜には、日本記者クラブで行われた討論会で「外科医不足と卒後臨床研修の問題点」について、議論をしました。